【大野農園よもやまバナシ】第五話「ちょこっとキウィの小話」
大野農園スタッフのちこです。
毎週水曜日更新の『大野農園よもやまバナシ』。
今回は「ちょこっとキウィの小話」です!
……
ようやく…ようやくです!
大野農園らしい、美味しい完熟キウィをご提供できるようになりました。
例年よりひと月早い収穫が原因なのか…未だにわかりませんが、思ったように追熟が上手くいかず、落胆することが多いシーズンのはじまりでした。
どんと大らかに構えていられる相方・kamekitiと違い、がっかりしたり、ハラハラしたりのわたくしなので、やっと美味しいキウィを食べていただけるようになって、ほんとうに嬉しく、心からホッとしております。
先日の販売時にご提供したキウィは、まさに理想的な追熟具合でした。すぐに食べて美味しく、見た目も美しく(へこみがほとんど無く)、ある程度日持ちがして、ご自宅で召し上がる他にも親しい方へのお土産くらいにはご利用いただけるような、とても良い状態でした。
なぜ追熟具合が安定したのか、少し思い当たることもあるけれど、やっぱりわからない…(苦笑)。
でも、もう、大丈夫。今シーズンはこのまま順調にいけそうです。
今回は、そんなキウィに関する小話をちょこっと…。
まずは、「L玉とM玉について」です。
量り売りの当農園では、L玉だと4〜5個、M玉だと6〜8個で400円となっています。よく、L玉とM玉で味が違いますかと、ご質問をいただくのですが、微妙に、ほんとうに微妙にL玉の方が甘いかな?と思います、が…ほとんど変わりません。食べ比べないとわからない程の違いです。ただ、あまりに小さなサイズ(目安は70グラム以下)だと味が乗っていないので、ヨーグルトやスムージーに入れるのをおすすめします。
りんごも美味しい時季ですから、一緒に混ぜてフルーツヨーグルトにしても良いですね!
その他L玉とM玉の違いとしては、L玉の方がへこみ(痛み部分)が出やすく、M玉は、時間が経ってもわりときれいなままです。
お次は「ご自分でキウィを追熟する方法」。
当農園では完熟機を使って追熟をするので、基本的に、お客さまご自身で追熟をする必要は無いのですが、別の農園やお店で未追熟のキウィを買った場合にはどうしたら良いですか?というご質問も、時々いただきます。
やっぱり、りんごと一緒に袋に入れて、温かいところに置いておくのが一番手軽です。りんごが出すエチレンガスの効果で、キウィが熟すのですが、放置したままにせず、時々外から触って袋の中を混ぜてあげた方が、まんべんなく追熟するようです。
または、数年前に「た◯してガッ◯ン」で紹介された方法…キウィを強くぶつけ、傷めつけることで、追熟成分の発生を促すという、荒技です。複数個ある場合は、一個だけぶつけて、袋にまとめて密閉しておけば良いのだそう。
ある程度熟してからであれば、食べる前日に切るなどして、少し時間を置く、というのもおすすめ。前述の傷めつける原理と同じですね。
うーん、これくらいでしょうか…。
他にご存知の方がいらっしゃったら、販売時のおしゃべりついでにでも、教えてください。
そして、肝心のキウィの食べごろは、ヘタの周りに弾力が出て、果実全体がふわっとしたらOK!
そういえば、最近知った話ですが、完熟機を用いない三鷹の他のキウィ農園さんでは、追熟パック?追熟剤?と一緒に販売していたりもするそうで、それぞれに、お客さまが美味しく食べられる工夫をなさっているのですね。
…と小話、意外と長くなってしまったので、続きはまたの機会にしたいと思います。
イマイチまとまり無く、つらつらと書いてしまいましたが…『よもやまバナシ』この度もお読みくださいまして、誠にありがとうございました!
0コメント