【大野農園よもやまバナシ】第18話「音楽のヨロコビ」
大野農園スタッフのチコです!
3/3に今季のキウィの販売が終わり、先日の日曜日の朝は、久しぶりに遅めに起きました。基本的に早起きは好きですが、休日ならではのゆっくりとしたはじまりも心地よいものですね。
久しぶりに家族が揃った日曜日、さぁ、何をしよう?どこへ行こう?とワクワクしつつも、天気が下り坂という予報も出ていたので、遠出はやめて、すぐ近所の「コミセン祭り」に行き、あとは家で映画を観て過ごしました。
…と、書くと、のんびりのどかな一日だったように聞こえると思うのですが、実は、少し落ち着かない気持ちも混ざっていました…。
毎週水曜日更新の「大野農園よもやまバナシ」、本日は、そんなソワソワ気分にまつわる「音楽のヨロコビ」というお話です。
今回は箸休め的に(?)、畑とは関係の無いお話です(笑)。
……
以前、販売の相方kamekitiを「美術畑出身」とご紹介したことがありましたが、一方のわたくしチコは、実は「音楽畑出身」です。
とは言え、音大のカラーに馴染めずどうにかこうにか卒業したクチで、音楽に見切りをつけた卒業後は、全く関わることが無くなってしまい…。
転機が訪れたのは、出産後。娘の幼稚園の行事をきっかけに音楽の楽しさを思い出し、歌が好きなので声楽を習ったり(今はやめてしまいましたが)、地域の催しで歌ったり、趣味として、音楽を楽しむ気持ちが復活しました。
そうやって数年に渡り、細々と続けていた音楽に、次の転機が。音楽への熱意に拍車がかかったのが…昨年春から習い始めたウクレレです!
以前から気になっていたウクレレ、弾き歌いできたらいいなと思ってはじめたのですが、これが、正に運命の出会いで、夢中になって練習を重ね、先生も驚く早さで上達し(大学卒業まで続けていたピアノによって、ある程度指が動いた、というのもあると思います)、今ではいくつかレパートリーもできました。
…と、経緯を簡単にお話ししましたが…ここからが本題です!日曜日のソワソワ気分の原因。
そんなこんなで、ウクレレとの出会いもあり、盛り上がってきた音楽ですが、このほど、更にのめり込む三度目の転機が訪れて…
そのきっかけとは、娘が所属する、小学校の合唱サークルの伴奏です!
実は、ウクレレは大好きな一方で、ピアノはと言うとそうでもなかったのですが(音大時代の立派なピアノがあるのに)、この度様々な経緯から、練習時の伴奏を買って出て、およそ20年ぶりに、ピアノに真剣に取り組むことになったのです。
とは言え皆さま、今日日、小学生の合唱って、ピアノがなかなかに難しいのですよ…。簡単にちょこちょこっと弾けるものではなく、何日もかけて譜読みし、何度も何度も弾き込んで…。
更には、出来上がったかな?と思うと、新しい曲も次々と…。
思った以上にハードルは高く、実力以上の事態に、四苦八苦しているところです…。
なんて言い方だと、不満じみて聞こえますが、いえいえ全く!子どもたちと先生のお役に立ちたいと伴奏を申し出たのは私自身なので、少しの不満も後悔もありません。
むしろ、大変ながらも想像以上に楽しく、ウクレレと共に、ピアノにも夢中になっているところです。これまで、なかなか好きになれずにいたピアノですが、歌の伴奏となると私のツボのようで、一緒に歌っているかのような気持ちになれて、緊張しつつも、全身で音楽の喜びを感じています。
ウクレレの猛練習によってついた指の力が図らずも役に立ち、20年のブランクがありながらもそれなりに形にはなっていて、このまま頑張ってレベルアップしていこうという、向上心も掻き立てられています。
…とまぁ、そんな状況にあるので、自宅にいると、ピアノの練習をしたくて、ウズウズ、ソワソワしてしまい…
日曜日も、うるさいかしらと家族に気を使いながらも、合間にピアノの練習に精を出していたのでした。
販売も、畑仕事も一区切りした今、家事や細々とした仕事の時間以外、音楽に全力投球!
音大卒業から20年近くたって、まさか、全く予想外に、生活の大半を音楽に注ぎ込むようになったのでした(仕事ではないのですが…(汗))。
春の朝、爽やかな風を受けながら、合唱の練習に通っています。ウォーキングのような、私にとっての「朝活」です。
練習していると、我が家の文鳥たちがおじゃましに…肩や腕に乗っかられながら、猛特訓!
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